- 著者について
1972年生まれ。オランダ、スペイン、ニセコを転々として今は東京在住。
株式会社ABCマート、ニセコで飲食店経営、不動産会社の株式会社日本財託を経て、老後問題解決コンサルタント・認知症とお金の問題の専門家として活動。 - 読後の行動を促す設計
40代~70代以降まで年代別に、「働き方戦術」と「お金と生活戦略」が記してあります。
内容がとても具体的で、40代だと「中学受験を親子で戦うか?パスするか?」、50代だと「夫婦仲がよくないので熟年離婚を考えるべき?」など・・。
問題解決を必要としている人にとって、深い所まで踏み込んで解説してくれます。
老後問題解決コンサルタントとしての視点と、筆者自身のこれまでの経験を交えた文章が、とても分かりやすいです。 - 参考になった箇所
<40代>
・自分に投資(自分を「道具」に見立て、ブラッシュアップする)
・健康習慣(自分に合った方法で継続する)
・インプット ⇒ アウトプット(考える力を鍛える)
<50代>
・セカンドライフをスタートさせる(人生後半戦のスタートダッシュ)
・転職や独立(大きな変化や成長)
・「リタイアのタイミングは自分で決める」と言い切れる人になる
<60代>
・トラブル回避で自分らしく生きる
・70歳以降のシニアライフを充実させる準備
・「孤立しないこと」が重要なテーマ
<70代以降>
・自分の人生を楽しむために生きる
・「健康」「資金」「生きがい」の3つを礎に、「どう生きるか?」をもう一度考え直す
本書のエピローグは筆者自身が「71歳になりました。」という設定で未来予測を書いていますが、かなり面白かったです。
ただの妄想で終わるのか、言語化して実現するかどうかは自分次第であり、「この本に出会えて良かった」と、読了後に深く感じました。

50歳の今が人生後半の
スタートダッシュ!
まとめ(今回の本から教わったこと)
「仕事」「お金」「生活」「健康」は、加齢とともに大切になるため、しっかり向き合う
自分が主役の人生ロードマップを描き、自分だけの地図を手に入れる!
コメント