精神科医の知見からくる説得力が、ハンパないです!
- 著者について
1965年北海道札幌市生まれ。精神科医、映画評論家、作家、YouTuber。
情報発信を通じて、メンタル疾患、自殺を予防する。というミッションをもとに多彩な活動をされています。
本書は著者自身が時間の使い方に苦労されていた頃の実体験と、アメリカ留学時に遭遇した出来事も詳細に書いてあり、全編を通じてとても説得力が有ります。 - 神・時間術を生み出すための時間区分
朝、昼、夜 と時間帯を区分し、やるべき事や過ごし方のアドバイスが詳細に書かれています。
各時間帯に合わせてやるべきことを決め、集中力を高めて最大パフォーマンスを引き出すことが重要です。
私が直ぐに取り入れようと思ったことを、各時間帯にそれぞれ2つずつ抜粋しました。
<朝>
・始業後一番最初に、今日やることリスト(To-Doリスト)を作成する
・最も集中力を要する仕事を持ってくる
<昼>
・場所を変えたり動いたり、リセットを取り入れながらダラダラした状況を作らない
・平日夜の約束は避けていたが、「必ず〇時に帰る」という気持ちを生み出すため、予定を入れる
<夜>
・「翌日疲れる」と考えてジムでの運動を控えていたが、パフォーマンス向上のため短時間でも行く
・寝る前15分は記憶に残りやすい時間帯のため、明日からの楽しいことを考える時間にする - 神・時間術を使って、何を生み出すのか?
著者の樺沢氏は、病院に勤める勤務医時代は「忙しくてしょうがない」「もっと時間がほしい」と、皆が持つように同じ悩みを抱えていました。
神・時間術を駆使して生活を変えた結果、毎日7時間以上寝ながらも、人の4倍仕事をして2倍遊ぶ状況を作りだしています。
本書で書かれていた内容を一部抜粋すると、
・毎日、午前中は執筆時間で年三冊の本を出版
・メルマガ、YouTube、Facebook、ブログを毎日更新
・月6回の病院診療
・月20冊以上の読書と書評を公開
・月2、3回のセミナー、講演活動(いずれもオリジナルで新規の内容)
さらに、
・週4、5回のジム通い。週2本の映画鑑賞
・月15回以上の夜の会食、パーティー、イベント。話題のレストランやバーめぐり
・年100種類以上のウィスキーのテイスティング
・年30日以上の海外旅行
2倍どころか10倍以上の気が・・。
目が回りそうですが、まさにワークとライフを両立し、人生を謳歌されています! - 私が今後活かしたいこと
上記、樺沢氏のワークライフスタイルを見ると、自らのやりたいことのために、「時間術」を駆使して充実度をどんどん高めている印象を受けます。
そこには精神科医としてのミッションとして、「ワークスタイル」を変え、世の中からうつ病や自殺を減らすという真剣なメッセージが伝わってきます。
まず私は1日1時間の自由時間を生み出し、仕事のための勉強やブログを書くことだけに留まらず、今まで全くしていなかった料理をしてみる。など・・。
時間を生み出すのは、新しい楽しみを作るため。意識を持って取り組みます。

これまでと全く異なることをするのも、
脳の活性化になりそうですね!
まとめ(今回の本から教わったこと)
人生を変えたければ、時間術を変える。
「時間の使い方を工夫することで、人生を楽しむ時間を意図的に増やしていく。」
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